負の数という悪魔!(勉強)
皆さん、どうもこんばんは。penguin911です。
いやぁ、今日は肌寒かったですね。
最近温かくなってきたなと思いきや、、、まだまだ三寒四温というところでしょうか。
今日は上空が-6℃の大気に覆われた地域もあったと聞いています。皆さん、体調にはお気を付けください。
さて、今私は-6℃と言いました。
皆さんも特に違和感なく読んでいただけたかと思います。
が、負の数ってそんなに簡単なものかね??というのが今日のお話です。
我々が学習を進めていく中で負の数が最初に登場するのは、中学一年生の「正の数・負の数」というカリキュラムです。
ここで、結構つまづいてしまう子が多いんですが、それも無理はありません。
なぜなら、「負の数」というのは「概念」だからです。
つまり、「負の数」は本来であれば「数学」ではなく「哲学」にカテゴライされるようなものなんですね。
そんなものを中一で理解しろったって、無理な話でしょ?
実際にですね、負の数の存在に対しては、天才数学者たちが近代まで頭を抱えていました。ある人は「バカげている」といい、ある人は「この(負の数が解となる)方程式は間違っている」といい・・・。
ね?天才たちですら悶々とするものを我々が理解できているはずがないんです。
「いやいや。でもしっかり理解できているよ」という方。
確かに、我々は中学一年生で負の数を「習い」ましたが、それは数学として理解したというよりは概念として認めたと言った方が正確です。
どういうことかと言いますと、、
例えば、我々は5x(-8)を計算しろと言われたらできるわけです。
これは負の数の「性質」を理解しているからですね。
ところが、「-2個のリンゴを表現して」と言われても無理なわけです。
この「存在を表現することができない」という点が数々の数学者たちを悩ませてきた点なんですね。。
ただ、負の数も闇雲に登場したわけではなく、登場すべくして登場しました。
それは「借金」というモノの登場です。
(だって負債って言うでしょ?)
この借金というモノを登場させるために、断腸の思いで時空をゆがませ、「負」という概念を作ったんですね。
というわけでですね、正負の数ができずに悩んでいる諸君は、そこまで気にすることでないよという内容でした。
まぁ、概念なんて慣れでどうとでもできます。
焦らず、しっかりと向き合っていけば大丈夫です。
では、新一年生の皆さん、桜に負けないくらいのまぶしさで、新しい学び舎での生活を楽しんでください。