皆さん、こんばんは。penguin911です。
本日は、昨日に引き続き勉強の回ということで、理科っぽい話題していこうと思います。
突然ですが、皆さんはジュラシックパークという映画を観たことがありますか?
ジュラシック・パーク ブルーレイ コンプリートボックス(初回生産限定) [Blu-ray]
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- 発売日: 2016/02/24
- メディア: Blu-ray
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コンプリートボックスなんてのが出るほど人気の映画です。
観たことがない方は是非観てみてください。
ちなみに、なんで「ジュラシック・パーク」と言うと思いますか?
それは、恐竜の生きていた時代区分(考古学的な)が「ジュラ紀」と「白亜紀」だからです。
このジュラから取って、「ジュラ的な」つまりジュラシックとしたんですね。
ジュラシックパークには様々な恐竜が出てきますよね?
T-lexをはじめ、アロサウルス、プテラノドン、トリケラトプス、パキケファロサウルス、ブラキオサウルス・・・枚挙に暇がありません。
ところがですね、ジュラシックと言いながら、今挙げた生物たちのほとんどは白亜紀を生きた生物なんですね。ジュラ紀の恐竜はアロサウルスくらいです。
ですから、本当に時代区分から名前をとると「ハクアキックパーク」みたいな、腰が抜けそうな名前になっていたかもしれません(笑)(日本語で無理やり作ればですよ?)
さて、ここからのお話はそんなジュラ紀・白亜紀を終えて、新生代に入ります。
恐竜は絶滅しまして、代わりにナウマンゾウなどの「哺乳類」が幅を利かせます。
ここで、一つ疑問が。
いいえ。いました。リスみたいな小さいのが。
ここで、なぜ新生代で急にナウマンゾウなどの大型哺乳類が幅を利かせ始めたのかですが、それは恐竜の絶滅にあると考えられています。
自分の体を大きくしたら恐竜に食べられてしまうが、小さいままだとその危険性も小さいと。
つまり、生物というのは、概して、自分よりも強い動物がいるときには体が小さく、自分がヒエラルキーの頂点付近に来た場合には体が大きく進化するのではないかと思います。
じゃあ、大型の草食動物はどうなの?という話になりますが、おそらく、それは種としての存続を危ぶまれるほどの危険がなかったのだろうと思います。
大昔では、
草。誰もいないから、太陽に近づけるように背を伸ばす。
草食恐竜。肉食恐竜が少ない。そして草の背も高いから大きく進化。
肉食恐竜。とくに天敵がいないから大きく進化。
ここで、草食動物が10匹で肉食も10匹でなんて言ったら話は別ですが、基本的には
草食 > 肉食
の不等号は崩れず、草食にとっては、多少の危険を冒しても草をたくさん食べられる大きな体の方がメリットがあったのではないかと思います。
さらにその後、
哺乳類。恐竜が絶滅したため、大きく進化。
人間登場。人間がチームワークで狩りをする術を身に着ける。
人間以外の哺乳類。人間から逃れるため小さく進化。絶滅の危機も。
人間。大きく進化。(昔と今の平均身長を比べると、差は歴然。)
つまり、
生物というのは望むと望まざるとに関わらず、巨大化と矮小化の費用対効果を自動計算して、自分が進む道筋を決めている
ということが言えるのではないでしょうか。
先に書いた、人間以外の哺乳類が絶滅の危機に瀕している理由というのは、今後ご紹介できればなと思います。
では、今日はこの辺で。
今後ともよろしくお願い致しまする♪