皆さん、こんばんは。penguin911です。
これです。
これが私の使っているiphone5sよりも高性能に見えて、ホントに科学技術は日進月歩だなと感じました。。
だからこそ我々が情報を扱うときには、元来の常識では考えられないようなことが新常識として多々存在しますので、自分の知識に縛られずに、常にアンテナを張り続けることが大切だなと思います。
上記のスマホ、使ったらまたレビューしますね!
さて、ミステリの世界も日進月歩とまではいきませんが、成熟しており、昔絶賛されていたミステリが現在の視点で見返すと、?となることもあります。
ということで、本日はこの本を紹介いたします。
この作品は綾辻行人さんのデビュー作で、世間的に非常に評価されています。
そのすごさから、この作品が出た以降の作品に対して「綾辻以降」というキャッチコピーまでつくほどです。
ですが、私にとっては、、
「ストーリー展開が読めてしまった、、、。」
というよりも、
「犯人が分かってしまった。。。」
ということがあり、そこまで楽しめませんでした。
作者はアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を尊敬しており、作品内にも無人島やアガサやMother Gooseなどそれを彷彿とさせるような言葉が並びます。
これを読んだ読者はあたかも、「そして誰もいなくなった」の二番煎じを読んでいるようで、その展開にミスリードされるのですが、その作戦が少し安直でした。
(これで本当に「そして誰もいなくなった」通りのストーリー展開だったら、本当にボロクソ言うところでした。)
なぜ、私が犯人を読めたのかは割愛しますが、ミステリ好きにとっては下馬評だけに少し物足りなさを感じてしまうと思います。
ただ、ミステリはこれから!という人にとっては、良作だと思います!
まぁ、あくまでもデビュー作ですからね。しかも、一昔前の作品です。
今の視点で評価すること自体が間違っているのかもしれませんね。
では、今後ともよろしくお願い致しまする♪