どうもこんばんは!penguin911です。
実家から帰ってまいりまして、お風呂が沸くまで時間ができたので(笑)、ブログを更新しようと思いました。
本日は本の回ということで、本の紹介をしたいと思います!
紹介する本は、、こちら
バン!乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」
これはねぇ、ミステリの中でも傑作ですよ。。
目くらまし、伏線等のプロットが見事としか言いようがないです。
本の後ろ書きに、、
「最後から二行目でこの作品は全く別の作品に変貌する」
と書いてあって、、
「なんだよ。ありきたりな惹句だな。」
と思っていたんですが、いやはや。
そういう惹句が信用できた初めての作品かもしれません(笑)
話の内容はここで明かすとネタバレになってしまうので控えます。。
気になった方は是非一度読んでみてください。
(できれば上のリンクから。。。(笑))
で、どんなところが素晴らしいかというと、
目くらましが読みやすい
という点です。
ミステリにアリがちな、
「核心から目を背けさせるために使う目くらましが難解なことを言っていて全然入ってこない。」
ということが一切なくスムーズに読み進めることができます。
というのも、その目くらましは性描写なんです汗
いやぁ。これ結構過激ですよ。。
もちろん、小説として許容の範囲だとは思いますけどね。
ただ、ご子息やご令嬢に薦める際にはご自身で一度確かめられた方がいいかもしれません。。
ただ、性描写に好き嫌いはあるかもしれませんが、スンナリと入ってきますので、全体的に読みやすく、かつ、ミステリとして完結しているところが傑作とした所以です。
ちなみに、これ、何年か前に映画になりましたよね。
私は映画を観ていないので感想を持ちませんが、結構な好評を受けていたと記憶しています。
気になる方はチェックしてみてください。
では、少し短いですが本日はこれで失礼します。。
それでは皆さん、今後ともよろしくお願い致しまする♪